わたしたちは歴史を繰り返さない。だからこそ、今、幸せになっていい。
最近出会う人たちは
その時に共にいた同志たちで
また約束して、今に、
ようやく再会している。
この曲を聴いていると
浮かんでくる景色
思い出す物語がある。
。。。。。。。。
その時も空は異常なぐらい美しかった。
愛する大地と共に沈むことを選んだ者たちも、
愛する大地を離れることを選んだ者たちも、
共に祈りを捧げながら、
人々は
その光景を
様々な思いとともに
共に見つめていた。
人々の祈りがひとつになり
全てが共鳴し、包み込まれ
言葉にできないほどに
美しく、厳かで、そして悲しい光景だった。
まさか
こんなことになるとは
誰も思わなかったし
想像さえもできなかった。
ただ幸せになるために
ただ良かれと思って
ただ一生懸命に生きていた
ただそれだけなのに
まさか
こんな結末につながるとは
誰が予測できたのだろうか?
積み上げてきた富も
築き上げてきた文明も
徹底追求した科学も
ただ大切な人の笑顔を
いつまでも守りたい、
共に豊かに
共に幸せに、
その繁栄していく未来、
それだけのためだったのに。
それでも
目の前の現実は
もう
誰にもどうしようもなかった。
気づいた時には
すでに遅すぎた。
誰にも見えていなかった。
滅びるしかなかった。
沈めるしかなかった。
これだけの思いを注ぎ
ともに育んできた大切なものを
失ってしまうことに
手放さなくてはならないことに
離れなくてはならないことに
狂ってしまう程に
愛しさと
切なさと
絶望と
悲しみと
憎しみと
悔しさと
後悔と
感情が溢れた。
誰しもが
その深い悲しみの痛みを
胸に深く刻み付けつつ、
しかし、
その思いを
人々は祈りに込めた。
それでも
生まれてきたことに
いのちを創造し、
育んできた
母なる大地に、
父なる空に、
家族である全てのいのちに
こころからの感謝を込めて。
今に
この瞬間さえも
共にあることに
心からの敬意を込めて。
共に過ごしてきた愛しい人、
共に生きてきた愛しい土地、
共に寄り添ってきた森羅万象の者たち、
共に歩んできた愛しい歴史、
共に刻んできた愛しい記憶、
何度も何度も生まれ変わっても
忘れることのできない記憶を
この胸の奥に
この魂にしっかりと刻み付けた。
2度と同じことを
繰り返さないために。
そのために
この魂の記憶は
どの時代に生まれても
根底にある
そのまだ癒されていない
どうしようもない
深い悲しみを抱えてきた。
あの痛みを覚えておくために。
再び繰り返さないために。
これまでの間、
長い長い年月をかけて
その痛みは
その悲しみは
私たちの中に
それを癒すちからがあることを
様々な角度から
様々なかたちで
教えてくれてきた。
そうやって私たちは
たくさんの人生と出会いを
何度も何度も繰り返してきた。
痛みとは生きている感覚なのだと、
悲しみとは愛しいからこそ
芽生え溢れる感情なのだと、
それさえも受け入れ、
そして
共存共栄の道を
それでも歩める
叡智と、強さと、優しさを、
この地球に生きる人間は
そもそも兼ね備えて
生まれてきたのだと、
今に体感し、そして
それを体現するために。
いのちが寄り添いあい
だからこそ
癒し癒され
その本質を、
魂の記憶を思い出す。
だからこそ
歴史は繰り返されることは
もう必要ないのだと
はっきりわかる。
こんなにも年月をかけて
こんなにも尊く、しかし当然なる
内なる光と叡智と愛に気づくために
今まで
これでもかというほどに
その歴史を繰り返してきたのだから。
そして今
わたしたちは
思い出したのだから。
再び
豊かになり
幸せになり
繁栄していい。
大切な人と共に
この瞬間に生きることを
共に楽しみ、喜び、
精一杯謳歌していい。
それが
本当にどういう意味なのか、
どういうことなのか、
私たちは今
本質を知ったのだから。
ここにある平和も
ここにある幸せも
ここにある豊かさも
そこに戦争が
そこに苦しみが
そこに貧しさが
あったからこそ
今ここに
生まれてきたわたしたちが
そのすべてを受け入れ
感謝とともに
生きることができるのだから。
今ここに
生まれてきて
生きているということは
その全ての結晶が
わたしたちひとりひとりの
いのちという有り難いカタチ。
再び
出会ってくれて
ありがとう❤️
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